相続スケジュールの確認
相続手続きをスムーズに進めるためには、全体の流れを把握しておくことが重要です。
相続が開始すると家族構成にもよりますが、様々な手続きで期限が設けられますので、専門家と相談しながら手続きを進める必要があります。
相続手続きの資料収集
相続が発生すると、遺産分割協議、財産の名義変更、税務申告、その他様々な手続きのために各種資料が必要となります。
取寄せに時間がかかるものもありますので、まずはお気軽にご相談下さい。
遺産分割及び名義変更
相続開始と同時に遺産は全相続人の共有になります。つまり、全相続人の合意なしに遺産を処分する事などができません。遺産分割協議書とは後日の紛争を予防するため、書面として分割内容を作成したものです。スムーズに相続を進める為にも、遺産分割協議書の作成、そして不動産・株式等の財産は名義変更が必要になります。
相続税の有利な申告
相続税に関しては、まずは相続財産の把握、財産の評価、遺産分割の方法、事前対策などによって何百万も相続税額が変わることも稀ではありません。
そのようなことがないように、事前に専門家に相談し、まずはあなたに見合った相続の対応を行いましょう。
相続税の申告が必要な方
相続対策に追加して相続税の申告の必要があります。
1⃣ お問い合わせ
まずはお電話にてご相談のご予約をお取りください。
相続についての概略、ご家族関係、遺産分割の意向、遺言書の有無等についてお伺いし、手続きの進め方についてお話をさせていただきます。
2⃣ 事前調査・資料収集
まずは、戸籍謄本等を取り寄せ、相続人調査、相続財産の調査を行います。
数か所の区役所、市役所での手続が要されます。この時点で相続税申告に必要な書類を準備します。
3⃣ 被相続人の確定申告
被相続人の所得税・消費税の準確定申告・納税を行います。
(相続人全員の連署・認印・納税が必要です)
4⃣ 遺産の分割
財産評価の終了後に、財産目録を作成します。財産評価額やおおまかな相続税額をご報告し、相続人の意向や相続税額を考慮した上で、どのように遺産分割(財産を相続人でわけること)を行うか、どのように納税を行うかなどを相談します。
5⃣ 相続税の申告書作成
出来上がった書類に相続人全員の署名・押印をいただき、税務署へ提出します。
申告と納税の期限は、亡くなった日から10カ月以内です。